４月以降、米国政府がコロナ経済対策の一貫として発行した支援金小切手を間違って受け取った日本の高齢者が続出する中で、今回は彼らのうち一部がジョー・バイデン大統領から手紙を受け取っていると朝日新聞が報じた。

　手紙が届いた男性は「米大統領から、どうして手紙が」と面食らったという。すぐに４月以降、妻と自分のもとに届いた額面１４００ドル（約１５万円）の小切手のことが思い浮かんだ。
　１９日に受け取った手紙は、米国民に対して支援金の趣旨を説明し、手紙を受け取って１週間以内に小切手が届かなければＩＲＳに問い合わせをするよう促す内容だった。

　日本と海外の年金についての相談を受け付けている「海外年金相談センター」によると、小切手やバイデン大統領の手紙を受け取った日本人の中には、過去に仕事のため米国に住んでいたときに社会保障税を支払っていた人が多いとみられる。