イランは12日、国内各地で続く反政府デモに関連した2例目の死刑として、23歳の男性の絞首刑を公開で執行したと発表した。
　司法当局によると、男性はマジドレザ・ラフナヴァルド氏。12日の早い時間にマシュハド市で絞首刑が執行された。

　裁判所は、男性が準軍事組織バシジのメンバー2人を刺殺したと認定。「神への敵意」の罪で有罪判決を出していた。
　逮捕からわずか23日後の死刑執行となった。

　ラフナヴァルド氏の母親が処刑について知らされたのは、死刑執行の後だった。
　母親はこれに先立って、息子への面会を許可され、すぐに釈放されると思いながら笑顔で別れていたと、写真つきで投稿した。処刑については全く聞かされていなかったとした。

　ラフナヴァルド氏は裁判で、自分が選んだ弁護士をつけることを認められなかった。公選の弁護士は弁護をしなかった。

They allowed #MajidRezaRahnavard’s mother to visit him, and didn’t speak of execution at all. She left smiling and hoping that her son would be released soon.
This morning she arrived when her son’s murderers were burying his dead body alone.#StopExecutionInIran pic.twitter.com/9n2k02uE60

— 1500tasvir_en (@1500tasvir_en) December 12, 2022